タイトル	著者	出版社	値段	コメント	日付	★
ローマ人の物語 (8-10)	塩野七生	新潮文庫		ユリウス・カエサル ルビコン以前3部。やっと出た。著者のカエサル萌えが伝わってくる。 タケシ、大味さんと本書の話。大味さんは塩野本は好きじゃないとのこと。俺も説教臭いところは嫌い。タケシは軍記物は面白いっすよ、とのこと。俺もそう思う。説教臭いところ差し引いても、男の子は軍記物好きなんだよ。やっぱり。	200409	★★
かたちの生命	アンリ・フォシヨン	ちくま学芸文庫	1100	しかしこの訳の悪さ加減はなんとしたことか。ど素人か。	200410
日本の歴史(2)古代国家の成立	直木孝次郎	中公文庫	1143	思ったより(失礼)面白かった。やはり日本史は資料が豊富で研究も深くていいね。 山岸涼子の『日出処の天子』はほぼこの人の本をネタにしてるんじゃないか？違うのは、山岸は同母妹との同衾を禁忌として描いているが、本書では中大兄がなかなか即位しなかった理由も同じだったとしている。正式な皇后としては当然立てられないけど、当時の風俗を鑑みるとさほど問題のある行為ではなかっただろう、という解釈だ。ラブ史観のマンガとしては、断然山岸解釈の方が盛り上がるんだけど。	200409	★★
情報エネルギー化社会	ポール・ヴィリリオ	新評論	2400	ヴィリリオ節も情報の話になるとスピード感もきれもないな。いまいち。	200409

★	普通
★★	良い
★★★	すごく良い