| ■ またまた東北探検 |
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ここのところ東北の山＋温泉を絡めた探検が続いているが、7/26・27にも、焼石岳と栗駒山に行くことになった。東北の山は人が少なく、標高が高くなくても緯度が高いので、関東だったら高山に登らないと見られないような風景・植生が楽しめること、味のある温泉がたくさんあることなど、いいことばかりなので、皆気に入っているようである。ただし、遠い(高い)のがネックになり、どうしてもリーマンが主要メンバになる。
今回の面子も、いのくまさん、関さん、たけし、中山と、全員リーマンになった。 |
| ■ 7/26 いきなり大波乱。 |
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土日割引切符(16k円)を使って、いつものように東北新幹線で古川へ。また古川でレンタカーを借りる予定だった。
始発の新幹線車中で、昨日、宮城県で震度６の地震が合った話を聞く。雨もしっかり降っているので、地すべりなどやや心配になる。朝も早かったので、うつらうつらしているうちに仙台に着いたようだった。着いたようだったが、発車する気配がない。そのまま寝てると、車内放送で、また震度６の地震があったので点検中との連絡が入る。おいおい、と思いつつもそのまま寝つづけると、30分ぐらい経っただろうか、仙台どまりで此処から先には行かない、という連絡が入った。さすがにもう寝てるわけにもいかず、電車を下りて、古川で借りる予定だったレンタカーを仙台発に代えてもらうことにした。 レンタカーで一路、焼石岳の登山口(中沼登山口)へ。ラジオでも盛んにニュースをやっている。まず、高速が一部閉鎖、電話も通じにくくなっているようだった。大変なときに来てしまったと思いつつも、いつもどおり途中で朝めし、行動食など調達して、登山口へ走る。 登山口に着いたのは、昼近くになっていたと思う。中沼登山口には、大きな駐車場があり、なんとバスが２台停まっていた。ツアー客のようだ。 雨は小降りになっている。登り始めると早速足元が小川になっていて、ちょっと屋久島を思い出す。ブナっぽい林の中をしばらく登ると、中沼へ。大きな沼で、一部周囲にはお花畑も見える。木立の中から垣間見る水面には、ガスがかかっていたりして、なかなか幻想的なムードである。また良く見ると、すぐ足元に鱒が泳いでいたりして、釣りブームの僕としては、落ち着いていられないのだった。写真 またしばらくだらだら登ると、同じような上沼に着く。上沼を抜けてもう少し登ると、残雪があり、フキノトウが咲いている。あとわさび(ちがったんだけど)のような植物も生えていた。なかなかいい感じである。 そこからちょっと登って、銀明水避難小屋で昼食をとる。このあたりには、残雪がたくさん残っていた。 ここから先は、頂上近辺まであまり急なのぼりはないが、足場は木道や階段が整備されているたり、結構大きな石がごろごろしているところが半分川になっているような場所があったりと、落ち着かない。 頂上近くまで行くと、植生が変わり、高山植物らしきものが見られるようになってきた。今回も目的の一つは、高山植物の「お花畑」というものを見ることである。いつも地図には「お花畑」と書いてあるが、これまでシーズンに合った試しがない。 泉水沼から焼石岳の頂上への登りにでは、たくさんの植物を見ることができた。頂上からは、ガスで何も見えず。残念。すぐ焼石神社方面へ下るが、途中ちょっと道に迷った。神社から頂上をぐるっと廻って、泉水沼にでてくるまでが、真のお花畑ゾーンで、なにやらいろいろ咲いていた。ちょっとシーズンには遅かったようで、いくらか枯れているものも見られたが、それでもなかなか気分のよい、また幽玄な(ガスっていたので)見ものであった。頂上付近の写真 後はガシガシ下るだけだったが、途中でタケシが滑って頭から小川に突っ込んでいるのを笑ったりしていたら、結構遅い時間になってしまった。翌日の栗駒山に備えて、栗駒山の登り口の直ぐそばの須川温泉に泊まることにした。その晩は、大浴場に入るが、なかなか気持ちよかった。温泉も、乳白色で、いかにもな感じだし。 |
| ■ 7/27 栗駒山 |
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翌日は遅めに起きてまた温泉入り、10時過ぎから登り始めた。昨日とは変わって、いい天気である。
宿の直ぐ裏から登り始め、名残が原の湿原を抜けて昭和湖へ。此処もメジャーな山だけあって、おばちゃん軍団がたくさんいた。しかし、訛りからするとやはり東北の人たちらしい。昭和湖は、火山湖のような風情で、昨日の温泉を湖に溜めたようなものである。軍団が眺めているのをパスして更に登る。 しばらくすると須川分岐で、ここから15分程度で山頂である。山頂からは、片側はガスって何も見えなかったが、昨日の焼石岳方面は良く見えた。 くだりは、産沼を経由する自然観察路の方を通ってみたが、何が自然観察路なんだか良くわからなかった。 また須川温泉に下りてきて、ソフトクリームを食べる。旨い。 あとは恙無く、車を古川に返し、新幹線で帰還。 |
| ■ まとめ |
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出だしはどうなることかと思ったが、幸いどうにもならなかった。焼石岳下山中にも震度６があったようだが、気がつかなかったし。
須川温泉は、でかくて気持ちが良かった。広いとのぼせにくいし。八甲田山の方にも大きい温泉があるそうなので、そのうち行きたい。 あと、お花畑の実在も確認できたので、満足。 |